知らないとヤバい!大学入試の「英作文」事情

ひたすら難化、そして問題も激変している

大学入試から高校入試まで出題が広がっている英作文ですが、どのように対策し、学習していくことが効率的なのでしょうか(写真:PeopleImages/iStock)
2020年といえば東京オリンピックと同時に、教育界でも大きな変化が起こる年です。小学校では「英語」教育が義務化されますし、大学受験では大学入試センター試験の代わりに、大学入試共通テスト(いわゆる新テスト)が始まります。これは、大学受験業界では30年ぶりの大きな変化。それに伴って増加しているのが「自由英作文」です。この自由英作文をマスターするコツを、人気予備校講師の渡辺淳志氏に聞きました。

ひたすら難進化を続ける大学入試英語

少子化やそれに伴う18歳人口の減少、そして大学・学部・学科の新設、一部大学の定員割れや募集停止などのニュースが流れるようになりました。

「大学全入」時代の到来などといわれ、浪人生も激減し、一部医学部などを除いて大学入試を突破することははるかに自分たちの頃よりも楽になっている、そんな印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

ところが、予備校という場で講師として大学入試を突破するための指導を続けていると、上記のような印象とは真逆のことがここ20年間で起きていることがわかります。それは、入試問題の難進化ということです。この入試問題の難進化は、さまざまな論争があったあの「ゆとり教育」の時代もそのペースを落とさずに続きます。つまり、大学入試は1990年以降約30年間にわたり進化と難化を続けているのです。

さらに言うと、私大入試に関してはここ数年、この入試問題の難化に私大定員の厳格化という事態が加わり、特に首都圏の人気私大の大学入試は文系・理系問わず厳しいものになってきています。

次ページ大学入試はちっとも簡単になっていない
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • トクを積む習慣
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
人気の動画
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
商社大転換 最新序列と激変するビジネス
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
「話が伝わらない人」と伝わる人の決定的な差
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
渋谷駅、谷底に広がる超難解なダンジョンの今
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
銀行員の出世コースに見られ始めた大きな変化
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本企業は米中の板挟み<br>全解明 経済安保

先端技術をめぐる米中の争いは日本に大きな影響をもたらします。海外からの投資は経済を活性化させる一方、自国の重要技術やデータが流出し安保上のリスクになる可能性も。分断の時代に日本企業が取るべき進路を探ります。

東洋経済education×ICT