「デキない営業」がしている無駄な働き方5つ ガムシャラに働けば成果が出るわけではない
働き方改革が施行され、残業時間を減らす企業が増えてきています。半強制的ではありますが、その流れは悪くないでしょう。しかし一方で、「残業を減らせと言われても仕事量は変わらない」という矛盾に悩む人も多いのではないでしょうか。とくに営業職の場合、働き方改革のおかげで「ノルマが軽くなる」といったことはないのです。
ほとんどの会社には、「定時に帰ってラクに結果を出す」というノウハウはないでしょう。ということは会社に頼るだけでは、苦しい現状を打破することは難しいのです。自分自身で「個人の働き方改革」をしていかなければ、これからの時代に生き残る営業マンにはなれません。
あなたはガムシャラな働き方をいつまで続けますか? いきなり変えることはできませんが、意識を変えていくだけでも、少しずつ仕事はラクになっていきます。『営業の働き方大全』の著者でもある営業コンサルタントの筆者が、もっとラクに成果を出し、営業活動を楽しいものにするための、小さな働き方改革を厳選し紹介します。
「理由」を明確にして断る
「断る」選択肢を持つ
上司からのお願い、クライアントからの依頼、全部引き受けてしまっていませんか? 「無理」「理不尽」だと感じた仕事は「断る」ことが必要です。
ただ、いくら無茶ぶりともいえども、すぐに「無理です」「できません」というのは不誠実であり、確実に相手からの評価を落としてしまいます。そうして無駄に評価を落としてしまうのは得策ではありません。相手を配慮しうまく断りつつも、自分に負担をかけすぎないことが大事なのです。
手始めとしては仕事が受けられない「理由」をはっきりと伝えましょう。相手も理解を示して、時間的に余裕をもらえるかもしれません。
それでもダメな場合は、「代替案」を出すことをお勧めします。相手の仕事をすべて引き受けられないのでしたら「この部分だけでしたら可能です」「あと数日、余裕があれば大丈夫です」など条件を提示すればいいのです。「理由」と「代替案」をセットにして提示するクセをつけましょう。
それでもダメな場合? その会社にいるのはお勧めできません。
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