「何をしたいのかわからない人」が陥っている罠

必要なのは「成功体験」を積み上げること

生き方に迷いがあると、人生の優先順位もわからなくなってしまいます(写真: Fast&Slow/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

会社をクビになり、自分が何をしたいかわからなくなりました。
私は小中でいじめに遭い、5年間不登校を経験し、高校では運動部に入部したかったのですが、体格や経験の有無から断られ、大学で部活をするために社会人の方と格闘技や球技をすることにしました。
大学では入部できると思っていたのですが、身内ががんになりコスト面からできなくなりました。3年次編入から国立を目指しましたが不合格。その後、国家公務員を志しましたが面接前に病で私が入院したため辞退、内定はもらえず卒業後1年間就活を行い、新卒で民間企業に就職しました。
ですが、労災保険を使用したところ上司から反感をもらい、「扱いづらい」を理由に追い出し部屋に異動させられ、会社都合で退職するまで耐え抜き、クビとなりました。
現在、興味があること、やりたいことが多々あるのですが、身内が高齢で収入がないのにいいのかと気が気でない状態です。
1人でも食べていける技能が欲しい気持ちもあり、努力したい気持ちもあるのですが、それ以上に学生時代にできなかったプロスポーツ選手になるために努力したい気持ちもあります。
私がしたいのは、「会社でこういうことをしたい」「社会のため」ではなく、「自分がしたいこと」しか頭にないため、お金につながるのが先になってしまいます。
このような状態で、私はどのような選択をすればいいでしょうか……。
太郎

人生はまだまだこれから

ご自身の人生における優先順位の明確化を行いましょう。まずはそこからスタートです。

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いろいろとつらいことを経験されてきたことと察します。しかしながら、過去のことを嘆いても仕方ありませんし、太郎さんの今後の人生が現時点で決まってしまったわけではありません。

会社をクビになったからといって太郎さんの人生そのものが否定されたわけではありません。その会社と太郎さんが合わなかっただけです。その評価がすべてではありません。

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