会社内で"埋もれた人材"が生まれ続ける理由

「経験とカンに頼った人事」はとても多い

近年話題を呼びつつあるAI人事。人間目線では埋もれた人材を作ってしまいがちですが、AIの起用でその状況も変わるのでしょうか(写真:Bet_Noire/iStock)

先日、「科学的」人事戦略、タレントマネジメントをテーマにしたフォーラムで、企業担当者を交えたパネルディスカッションのコーディネーターをさせていただきました。

会場となった丸ビルホールは大盛況。申し込みは定員の倍以上とこのテーマへの注目度の高さを感じる盛況さでした。

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企業を取り巻くビジネス環境が急速に変化する時代。その変化に対応するために人事も労務や人材管理だけでなく、経営の意思決定に寄与し、事業成長を支える新たな役割が求められるようになりました。

例えば、適材適所を実現する抜擢人事。競争力の高い報酬の仕組みの構築などです。その意思決定に必要なエビデンス(根拠)を導き出すために必要なデータ。これまでは勘と経験に頼りがちであった人事の仕事を大きく変えるきっかけになりつつあるようです。

ITサービスによる見落としのない人事

先述のパネルディスカッションで印象に残ったテーマの1つに「埋もれた人材の発掘」があります。これまで経験則に頼った人事をしていたため、専門性が高く市場価値の高い人材にもかかわらず「人付き合いが苦手」「アピールが不得手」であるなどの理由で、周囲が見出せない人材が職場にたくさんいたというのです。そうした人材は失ったあとに価値に気づくケースが大半。この喪失を極力減らすために人材の持つ能力や可能性をデータとして蓄積。複数の目を通して人事を行うことで、埋もれた人材を極力減らす努力をしているというケースもありました。

あなたの会社でも、“埋もれた人材”はいないでしょうか? 筆者は会社にとって大きな損失であると考えます。どうしたら埋もれた人材を減らすことができるのか? みなさんと考えてみたいと思います。

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