「PDCAを回せない人」が犯している3大失敗 成功する人と、活用できない人の大きな差

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個の集団である会社にとって、PDCAを徹底することはとても重要です(写真:8x10/PIXTA)

PDCAという言葉を聞いたことがないビジネスパーソンは少ないと思いますが、Plan(計画)-Do(実行)-Check(評価)-Action(改善)という言葉は知っていても、具体的に何をするかを語れる方は意外と少ないのではないでしょうか。

私が企業研修に講師として訪れ、「PDCAを実践していますか?」と質問すると、不満げな表情を浮かべる方も少なくありません。「やっているけど、成果につながらない。変化の速い今の時代には役に立たない」といった声がよく上がるのです。でも、本当に役に立たないのでしょうか?

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シリコンバレーのスタートアップ企業ではPDCAの考え方をベースとした「リーンスタートアップ」というやり方で、変化が早く不確実な時代の中で革新的な商品サービスを生み出しています。私自身も、5年前に起業した際には、PDCAを回すことで新たな領域でビジネスを軌道に乗せましたし、多彩な活躍を見せるホリエモンこと、堀江貴文さんも著書の中で「自分の人生をPDCAで回す。その対象は24時間365日、自分の人生の全てである」と述べています。

役に立たないという方は、もしかしたら所属している企業におけるPDCAを回すための考え方が間違っているかもしれません。

必要なのは「3つの志向性」

PDCAを回すには3つの志向性が必要です。それは①行動志向、②学び志向、③積み上げ志向です。

図は3つの志向が正しい方向に向かっているものと、よくない3つの志向性に陥るとどうなるのかというイメージを表しています。

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