天満屋ストアがセブン&アイと組む理由 西日本地区でスーパー再編の契機に?

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イトーヨーカ堂と天満屋ストアに直接的な取引関係はないものの、広島県福山市のSC「ポートプラザ日化」では同じSC内に軒を並べて入居している。「商売のやり方はお互いよく知っている」(天満屋ストア)という間柄だ。

イズミとの関係強化が焦点

 現状では、物流や商品調達、店舗開発、プライベートブランド(PB)の導入など、協力する分野は決まっているが、具体化はこれから。

注目はやはりPBだ。天満屋ストアはAJS(オール日本スーパーマーケット協会)に加盟し、共通PB「生活良好」の販売を行っている。今後のポイントは、「セブンプレミアム」をどんなタイミングで、どの程度のボリュームで導入するかだ。

そもそも「セブンプレミアム」は価値志向の強いコンビニエンスストア仕様のPBで、スーパー向けで低価格志向の強いイオンPB「トップバリュ」とは双璧をなしている。しかし、セブン&アイグループ内でもイトーヨーカ堂での販売は芳しくないとも言われる。地方スーパーでどこまで通用するのかという点も注目される。

ヨーカ堂、またセブン&アイグループは提携、買収戦略を相次いで進めているが、今後は広島県を地盤とするイズミとの関係をどう深化するのかもポイントだろう。ヨーカ堂とイズミはナナコカードの共同化など電子マネーで関係を深めており、さらなる関係強化があるのか。場合によっては、天満屋ストアも含めた、西日本地区でのスーパーの大再編構想が動き出す可能性もある。

撮影:尾形文繁

石川 正樹 東洋経済 記者

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いしかわ まさき / Masaki Ishikawa

『会社四季報』元編集長。2023年より週刊東洋経済編集部。

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