その理由の推測のひとつがマンガで描いたようなことですが、そのほかにもリサーチ結果でわかった「これなら楽しくやれるかも、これはいいな」と思った例をいくつか紹介します。
・仕事が多い学校では、PTA経費を使って専任のスタッフを雇っている。その専任スタッフと役員が共同で仕事をする。
・PTA主催の行事にはPTA会員以外も参加できるが、会員だと割引が適用されるのでオトク感がある。
・役員になっても、仕事などには配慮して、できる範囲の量と時間で仕事する。
・役員の努力によって子どもの学校生活がよくなるし裁量権もあるのでやりがいがある。
・日本よりは細かいルールが少なくて自由度が高い(逆にゆるすぎる学校もある)。
・ミーティングの雰囲気も和やかで部活のような雰囲気。
もともと「自主的」な組織だった
日本のPTAの実際と比べてどうですか? 私はまだ小学校PTA初心者ですが、もしかしたら海外のPTAには、日本でPTAにつかれている人たちにとってヒントになる部分がたくさんあるのかもしれないな……と思ったので今回紹介してみました。
ちなみに「PTA」の発祥はアメリカで、ある母親たちが「自主的に」始めたところから始まったそうです。
さて、皆さんがPTAを経験したときはどうでしたか? 参加は「自主的」でしたか? 「強制」でしたか? 「楽しかった」ですか? よかったらコメント欄で教えてください!
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はらゆき / Harayuki
雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら
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