なぜか語られない「実はPTA参加はお得」!

それでもなくならないのにはワケがある

「人とつながっている」という感覚そのものが、その人のQOLを左右する?(写真: Graphs / PIXTA)
子どもがいる人は、ほぼ誰もがかかわることになるPTA(Parent-Teacher Association)。学校と保護者、地域との橋渡し役を期待されるこの組織には、さまざまな謎や問題が付きまといます。いったいPTAとどうかかわるべきか?『PTAをけっこうラクにたのしくする本』の著者・大塚玲子が迫ります。

「やってよかった」という人が確実にいる

「やたらと時間をとられる」「何のためか分からない活動が多い」「無駄が多すぎる」等々、安定的に評判の悪いPTAですが、そもそもなぜ、なくならないのでしょうか?

 筆者が子どもだった30年前から、4月のPTA委員決めは母親たちの悩みの種だったと聞きます。だのになぜ歯をくいしばり、いまだに続いているのか。

単に「前例踏襲」(=惰性)で続いてきた面も少なからずあるでしょうが、おそらくそれだけではありません。やはり、実は、「やりたい人」がいるからでしょう。会員全体からみると少数ではあるものの、PTA活動にメリットを感じて活動している人も存在するのです。

実際に、講演会などでお会いするPTAの役員さんたちからは、以下のような声を、しばしば耳にします。

「最初は気が重かったけれど、今では周りの人たちとも仲良くなって、楽しいです。任期がなければ、ずっとやりたい」

「得るものが本当に大きかったと感じています。仕事もしていましたけれど、みんなでフォローし合って気持ちよくやれました」

「子どもが3人小学校に通っているあいだ、何度か委員や役員をやりました。一緒にやる人にもよりますけど、私はやってよかったです」

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