「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と、5歳のチコちゃんにしかられる番組が大人気だ。決めゼリフは2018年の流行語大賞でトップテン入りも果たした。
別に、ボーっと生きてるわけじゃない。むしろ、大人は忙しく、ボーっとしたくても暇がない。5歳にとっては1年は長いだろうが、大人には音速、いや光の速さでびゅんと過ぎていく。気づけば年末に差し掛かっており、瞬きしている間に除夜の鐘が鳴り出しそうだ。
とはいえ、このまま年末を迎えると、まずいことが多々ある。お金を損しかねないことだってあるのだ。うっかりボーっとしていないか、次のことを確認しよう。
今年の「ふるさと納税」はもうすぐ締め切りです
ずいぶんメジャーになった「ふるさと納税」。仕組みをあらためて詳しく解説はしないが、ざっくりいえば、今の居住地以外の自治体にお金を寄付すれば、寄付金額のうち2000円を越えた分が控除され、節税になる。
確定申告をすれば所得税からは還付金が受け取れ、来年から引かれる住民税も安くなる。確定申告が面倒な人は、「ワンストップ特例」制度を選択すれば、寄付先の自治体が代わりに手続きをしてくれる(寄付先が5自治体までの場合に利用可能。ただし、会社員がこの特例を使った場合は、天引きされる住民税がまとめて安くなるだけで、所得税からの還付金はなし)。
今年の税金の控除を受けたいなら、年末までにふるさと納税を済ませなくてはいけない。自分が目いっぱい控除できる寄付金額がいくらなのかは、「ふるさとチョイス」「さとふる」などのふるさと納税ポータルサイトでシミュレーションできる。
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