子どもの「英語力」をグッとあげる教材は何か

それぞれ使い方にポイントがある

子どもが英語を学習する手段はどんどん増えている(写真:マハロ/PIXTA)

「小学校英語の準備はお済みですか?」「英語は楽しいがいちばん!」「遊びながら英語を覚えましょう」などと謳う、子どもの英語教材の宣伝を多く目にするようになりました。

2020年に正式にスタートする小学校英語に向けて、子どもの英語教育に関する教材などが多く出回っていますが、学生や大人に効果的な学習方法が子どもに当てはまるとは限りません。今回は、どのような教材を、どのように使うのが効果的なのかを考えてみます。

学習プランもさまざまなオンライン英会話

オンライン英会話

最近何かと話題なのは、オンライン英会話。2005年頃から始まり、今や大人や学生向けだけでなく、子ども向けのオンライン英会話もあります。学習プランもさまざま(当然、プランによって料金も多様)で、1日1レッスン30分というものから、1日に何回でも受講できるコース、先生をネイティブ・スピーカーから選べるコースなどから選択ができます。

世界各国にいる先生とは時差があるので、受講時間も自由に選択できます。先生はネイティブばかりではありませんが、英語教育に長けた方が指導してくれます。非常に便利に感じるオンライン英会話ですが、子どもにとってはどうでしょうか。

夏休みにアメリカにいる親戚の家に遊びに行く予定のあったM子さん(小3)のお母さんは、「まったく英語が話せなくて行くわけにはいかない」と、3カ月前に子ども向けのオンライン英会話を申し込みました。M子さんのお母さんはフルタイムで働いているので、放課後の英語教室への送迎ができません。ですから自分が仕事でいない時でも、M子さんが自分でパソコンを立ち上げて受講してくれればと思ったのです。

最初の2、3回は操作方法を理解するためにお母さんも一緒に受講しましたが、その後は授業の予約をしてM子さんの自主性に任せました。けれどもM子さんがひとりで受講することはなく、結局は週末にお母さんが促すことに。土日に「そろそろ時間よ」と促しても、なかなかパソコンの前に座ろうとしません。

お母さんは「日常の空間で、子どもが英語を話そうという『英語モード』になるのには、時間がかかることがわかりました」とお話されていました。大人とは異なり、「勉強するぞ!」という意気込みで、子どもが進んでパソコンを開くのは難しいというわけです。

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