子どもの「英語力」をグッとあげる教材は何か それぞれ使い方にポイントがある
子どもは初対面の人とはいきなり話すことはできません。子どもの場合、誰でもいいというわけではないのです。オンライン英会話を何回か続けていくと顔見知りや好きな先生もできて、その先生を選んで習うことができますが、そうなるまでは根気よく続けないといけません。この点も大人の学習とは違う点ですので、注意したいポイントです。
子どもが興味を持ちやすい学習アプリ
英語学習アプリ
スマートフォンやタブレットで英語を学べるアプリもたくさん開発されています。イラストがかわいかったり、目標をクリアするとご褒美のアイテムがゲットできたりと、子どもが興味を持って学習できる要素がちりばめられています。
一緒に学習してくれるのが人気のキャラクターだと子どもも親しみをもつことができますし、ランキング・イベントなどのゲーム要素が多彩ですから、テレビゲームや携帯型ゲームに慣れている子どもたちはすぐに利用することができるでしょう。また個別のレベルに合わせて学ぶのが基本ですが、ゲーム要素があるのでいい意味で友だちと競って遊ぶようになることも期待できます。英語教室でいっせいに導入しているところもあるようです。
結果や学習頻度はデータとして保護者や先生に「見える化」されますので、その後の指導にも役立てることができます。家庭での学習について「ここでつまずいているな」とわかれば、そのつまずきの部分を親が気づくこともできますし、教室などで個別に先生が指導できるのです。
アプリには単語を覚えるプログラムが多いようです。昔は自分で作った単語帳で覚えていた英単語を、今の時代はスマホやタブレットの中にあるアプリで覚えることができるのです。新学習指導要領でこれまでよりも習得すべき語数が増えます。これまで中学校から高校で約3000語だったのが、小学校から高校で約5000語となるのです。
いわば電子単語帳ですが、子どもがどれだけ継続できるかは本人の意欲によります。ゲーム要素があるとはいえ、語彙を増やしていくのは個々の作業となりますので、根気よく続けないといけません。また単語だけを覚えても実際に使ってみないと、定着せずに端から忘れていってしまいます。アプリでの学習ではこのような点を注意しておきたいですね。
電子辞書
「英語の辞書は紙だろ~」と言っているお父さん、お母さん。小学生の辞書も電子版になりつつあります。近頃では小学生が英語を学べるプログラムを収録した電子辞書も販売されています。
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