それからさらに明るい職場づくりが進化した、ということで今回新たに取材させてもらいました。4年前から「『おもろい会社』にしよう!」を経営方針に掲げたそうです。「大阪が本社の会社なので、大阪弁の“おもろい”です。とは言っても、おかしいだけ、笑ってしまう、のおもろいとは違います」。
岡室社長が考える「おもろい会社」になるには、大きく分けて2つの方向性があると言います。
2つの方向とは?
1.オンリー・ナンバーワン
顧客の言われたとおりでなく、その要望を先読みすること。「ご用聞き」にとどまらず「ご用達(ようたし)」になり、その結果、仕事のやり方、取扱製品を唯一無二ものとし、他社との 「差異化」を図る。
2.選ばれ続ける存在
仕事の結果、顧客にリピーターやTAIYOファンになってもらうこと。選ばれる会社ではなく、選ばれ続ける存在となる。
こうすれば、自社製品をあちこちで見ることになり、社員もやりがいが出てイキイキと働くことができます。おのずと「おもろい会社」になるわけです。
そして「業界初」を積極的に発信していく姿勢も、同社の大きな特長です。昭和30年代、製品の写真や図を掲げたカタログを作成し、全国に配布。今で言う「カタログ販売」にいち早く取り組みました。
また前述の「シャックル犬」をWebサイトやラジオCMに積極的に登場させ、作業現場の安全啓発活動に努めています。
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