前澤社長も愛する「月」を英語で楽しむヒント 月旅行はまさに、once in a blue moon!

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由来は諸説ありますが、once in a blue moonという英語の表現は、このblue moonが起源という説が有力のようです。「たまにしか起こらない『青い満月』のときに1度だけ」ということで、「めったにない」という意味になったと言われています。この表現は会話でも便利ですので、ぜひ覚えておいてください。

My dad always comes home late, so I get to see him once in a blue moon. (ボクのパパはいつも帰りが遅いから、めったに会えないんだよ
I only work out once in a blue moon. (私はめったに運動しません

この「青い満月」、最後に見られたのは2016年5月。次回のチャンスは2019年5月のようです。You can only see a blue moon once in a blue moon.(青い満月はめったに見られないんです)

ただ、ややこしいことに、blue moonには別の定義もあるのだとか。「暦の同月内に満月が2回見られるとき、その2回目の満月をblue moonと呼ぶ」というものです。

例)

2018年3月 1回目 3月2日 Full Worm Moon(虫の満月)
  2回目 3月31日 Full Blue Moon(青い満月)

英語では、厳密にはこれらの異なるblue moonsを、それぞれseasonal blue moons(季節の青い満月)、monthly blue moons(月の青い満月)として区別しています。単にblue moonsというとどちらのことを言っているのかは不明ですが、どちらにしても頻度はそんなに変わらないようです。これなら、どちらの場合でもonce in a blue moonの「めったにない」という意味には、影響なさそうですね。

今後のSeasonal Blue Moons 今後のMonthly Blue Moons
2019年5月
2021年8月
2024年8月
2027年5月
2020年10月
2023年8月
2026年5月
2028年12月

中秋の迷月?

筆者がこの記事を書いていると、隣からアメリカ人のジョンがのぞき込んできて、「今回は何について書いているの?」というので、「月」がテーマだと伝えました。すると「mooning(ムーニング)のことも書けば?」と言うので笑ってしまいました(そして、結局書いているのですが……)。

moonは基本的に名詞ですが、実は動詞としても使用できるのはご存じですか? スラングで「尻を丸出しにして(人)をからかう」という意味があるんです。このムーニングは、冗談や侮辱として、ズボンとパンツの後ろ側を引き下ろして、むき出した尻を相手に突き出して見せる行為なんですが、アメリカの映画などを見ていると、学生や若者がムーニングをしているシーンがたまにあります。皆さんはそんなシーンを見たことはありますか? あまり日本では見られない気がします(アメリカでもしょっちゅう見られるわけではありませんが……)。

Hey, that guy’s mooning us. (おい、あいつオレたちにムーニングしてるぜ)
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