一瞬でわかる説明をしたいなら「図」を使おう 「図説」は究極の時間短縮法だ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

たとえば、ファストフードにおいて3つの特徴を兼ね備えた新商品なら、下の図②のように表現できるはずです。

【図】ベン図②(『ひと言で伝えろ』より抜粋)

どのあたりに位置するかを図で表すマトリクス図

よい企画とは「新しさ」と「実現性」を兼ね備えたものです。それをベン図にすることもできますが、個別の企画をもっと明確に「どれほど新しさがあって、どれほど実現性があるのか」を示そうとするとき便利なのが、次の「マトリクス図」です。

【図】マトリクス図①(『ひと言で伝えろ』より抜粋)

マトリクス図とは、縦軸と横軸を使い、縦横に項目を配置し、重なったところに結果などを書く図のことです。この図を使うと、全体の中のどのあたりに位置するのか、わかりやく示すことができます。

先ほどの例で言えば、縦軸に「新しさ・古さ」、横軸に「実現可能性の高低」を項目として置きます。こうすると「新しくて実現性もあるいい企画」は右上になります。

次ページ図で伝える最大のメリット
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事