一瞬でわかる説明をしたいなら「図」を使おう 「図説」は究極の時間短縮法だ
でも、こんなふうに図で整理してみたら、誰がいつごろ、何をするのかが、ぐっとわかりやすくなります。
こうした図は「流れ」を表すことからフロー(流れ)図と呼ばれます。
フロー図も、正式にはいろんな決まりがあるようですが、短くてわかりやすい説明の際は、ざっくりとしたもので構わないでしょう。
要素の重なりや関係性を表す「ベン図」
放送作家を約30年もやっていると、テレビ局などの放送作家教室の講師を務めることもあります。そういうときに「よい放送作家の条件」などを、参加者のみなさんに説明することがあります。
ちなみに、私の考える「よい放送作家の条件」とは「企画力」「構成力」「表現力」を、バランスよく兼ね備えていることです。これも、言葉でどうこう言うより、次のような図①にしたほうが伝わります。
これが「ベン図」と呼ばれる図形です。要素の重なりや関係性を表すときに使われます。つまり、この図の3つの○が重なり合う中心、これがよい放送作家なのです。
ベン図を使うメリットは、商品やサービスの特徴、コンセプト、本質を、わかりやすく説明できる点です。ビジネスの場においては、セールスやプレゼンする際に重宝できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら