一瞬でわかる説明をしたいなら「図」を使おう 「図説」は究極の時間短縮法だ

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たとえば、新人放送作家の企画で「斬新でおもしろいコンセプトだけど、現実味がない」ときは「あなたの企画は、このあたりに位置します」などと説明することができます。また、マトリクス図では、同じ分野の企業の特色なども比較できます。アパレル業界であれば、このような感じになります。

【図】マトリクス図②(『ひと言で伝えろ』より抜粋)

情報を視覚化するメリット

図で伝える最大のメリットは、全体像が伝えやすいことです。

『ひと言で伝えろ』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

これは言葉や文字による説明では不可能なこと。また全体の中で、それぞれの要素の関係や構造、流れといった関係性も、ひと目で相手に伝わります。

さらに視覚化された情報は、相手の記憶にも残りやすいとされます。

また、伝えるほうにとっても、図にすることで要素が整理されます。ですから、情報を視覚化することを習慣化すれば、言葉や文字による説明も次第に上手になっていくはずです。

石田 章洋 放送作家

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いしだ あきひろ / Akihiro Ishida

放送作家歴約30年、情報報道番組を中心に担当。担当した主な情報報道番組は「情報プレゼンターとくダネ!」「Mr.サンデー」「プライムニュース」(フジテレビ)、「ワイドスクランブル」(テレビ朝日)など。これまで手がけた番組は7000番組以上で、構成を担当した「世界ふしぎ発見!~エディ・タウンゼント 青コーナーの履歴書」が第45回コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバルで優秀作品賞を受賞。日本脚本家連盟員。著書に『企画は、ひと言。』『おもしろい伝え方の公式』(いずれも日本能率協会マネジメントセンター)、『スルーされない技術』(かんき出版)ほか多数。

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