中学受験に共働きで挑む親に大切なコツ3選 親の経験は子供の役に立たない
「共働きで中学受験合格なんてできるのだろうか」「子どもに中学受験・合格をさせたいなら仕事を諦めなければ」
中学受験を決めた時、多くの共働き家庭が悩むのではないでしょうか。実際、産休、育休を取った後、仕事に戻ったにもかかわらず、中学受験を理由に退職する人も少なくないそうです。
では、本当に共働き家庭は中学受験に不向きなのでしょうか。2500人以上の子どもたちを最難関校に合格させてきたカリスマ家庭教師にして、『共働きだからできる 中学受験必勝法!』著者である西村則康さんが、共働き家庭が希望する中学校に確実に合格するコツの中から特に大切な3つのことについて解説します。
希望する中学校に確実に合格するコツは、戦い方を知っているか否かです。立場、役割によってさまざまな仕事の仕方があるように、共働き家庭には共働き家庭ならではの、中学受験の取り組み方があります。
共働き家庭が希望する中学校に確実に合格するうえで、特に大切なのが次の3つです。
1.覚悟
2.役割分担を理解する
3.自身の受験経験は忘れる
それぞれについてお話していきましょう。
ポイント1「親の覚悟」
中学受験は、高校受験に大学受験、さらにその先の将来、子どもが自立した大人に育っていく、長い人生のうちのほんの通過点です。そのことを踏まえたうえで、何のために受験させるのか、将来どうなってほしいのか、しっかりとしたビジョンをイメージし、わが子の人生にしっかり付き合っていく覚悟を決めること、それが合格への第一歩です。
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