20代女は「自分」、40代男は「会社」が中心だ

「クチコミ・ビッグデータ」で見る、社員の心理

営業マンたちのクチコミを解析し、頻出数の高いワードが大きくなる「ワードクラウド」の手法で表示。「自分」が大きな軸になっているのが特徴だ (画像:Insight Tech)

就職活動や転職活動で、クチコミサイトを活用する人が増えている。コメントを通して会社の実態や従業員の本音を見ることで、志望企業や会社選びの参考にしているのだ。

「就職四季報」特設サイトはこちら

当然、読む人がいれば、書く人もいる。では、クチコミに書き込む人たちは、どんなキーワードで会社を見ているのか? 「ビッグデータ」を分析する手法でその傾向を見ていきたい。

求人情報サイト大手のエン・ジャパンが運営する「カイシャの評判」は、「Vorkers」(ヴォーカーズ社が運営、登録ユーザー数約200万人)と並び、国内の代表的なクチコミサイトとして知られている。

1000万件の書き込みを言語解析技術で分析

このサイトには社員や元社員によって約1000万件の文章が書き込まれているが、そうした文章を人口知能(AI)と言語解析技術を用いてひとつひとつの「ワード」に分解、さらに分析・可視化をする作業を行った。

今回この分析を行ったのは、エン・ジャパンのグループ会社、Insight Tech社。同社はマーケティング調査やAIを利用した解析受託などを行っているが、「不満買い取りセンター」というサービスを手掛けていることでも知られている。会員から集めた企業の商品やサービスについての不満を有料で買い取り、それを分析して問題点を企業に届け、商品の改善やサービス向上に役立てるビジネスを行っている。

次ページ本音を分析するならクチコミだ
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 北朝鮮ニュース
  • インフレが日本を救う
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
中間決算に透ける踊り場<br>企業業績は減速が鮮明に

世界経済が踊り場を迎えている今、中間決算発表に伴う業績予想の修正が出そろった。2018年度の営業利益は前年比4.6%増と、17年度の12.9%増から減速する。『会社四季報』業界担当記者が、明暗分かれる業種内の「優勝劣敗」を解説する。