6月も中旬に入って、大学3年生(2020年卒)向けの夏のインターンシップのエントリーがスタートしている。一部では、今週のうちに受付を締め切る企業もあるが、どのインターンシップに申し込むべきか、迷っている学生は多いことだろう。
6月5日の配信記事「『就活インターンシップ』はなぜ重要なのか」では、2020年卒向けのインターンシップをめぐる状況と、どんな種類のプログラムが提供されているかについて、解説した。
今回は、5月31日に刊行した『就職四季報 企業研究・インターンシップ版』の中から、ユニークなインターンシップを提供している企業をピックアップし、紹介していきたい。
「脳がちぎれるほど」考えさせる
『就職四季報 企業研究・インターンシップ版』は、有名企業を中心とした約1000社のインターンシップ情報を掲載、さらに企業研究や業界研究のやり方についても解説する、インターンシップの入門書として使える内容となっている。なお、掲載されているインターンシップの情報は原則として、昨年度(主に2019年卒の学生向け)に実施されたインターンシップであるため、今年度も同様のプログラムが提供されるとは限らない。必ず各社の採用ページなどで詳細を確認するようにしてほしい。
まずは「合宿型」のインターンシップから紹介していきたい。文字通り、合宿形式で連日インターンシップを行うタイプで、数日間から長ければ1週間以上の長期間にわたって合宿を行い、就活生の仲間と集中して課題に取り組む。現場社員も泊り込みで参加し、過酷な課題を課せられるケースも少なくない。
国内通信事業者大手のソフトバンクは、「地方創生インターンTURE-TECH」を例年開催している。東京で2日間の事前研修を実施し、4泊5日で現地に滞在する。今年は愛媛県八幡浜市と長野県塩尻市で開催する予定だ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら