40代で「疲れない体」に変わる!下半身筋トレ 「レジェンド葛西紀明」も実践!その方法は?

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自宅で簡単にできる「葛西式下半身強化トレーニング」とは?(撮影:今井康一)
史上最多の計8回の冬季オリンピックに出場した、スキージャンプ選手として20年以上のキャリアを持つ葛西紀明選手。41歳で自己最高の「個人銀メダル」を獲得し、46歳の今なお一線級の成績をマークする葛西選手は「レジェンド」と称され、国内にとどまらず海外でも尊敬を集めている。
日テレ系列「世界一受けたい授業」(5月26日放映)で紹介され、再度注目を集めているレジェンド葛西選手の著書『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』には何が書かれているのか。本の内容を再編集しながら、その極意を紹介していく。

40代になっても20代の身体能力を維持できている

20年にわたって身体能力を測定していますが、40歳を過ぎたいまでも、持久力や身体能力の数値は20代のころとほとんど変わっていません。みなさん驚かれますが、これは紛れもない事実です。

私自身、20代のころは「筋トレ」で上半身ばかり鍛えていましたが、なかなか結果につながりませんでした。そこで、考え方やトレーニング法を見直し、「下半身の筋肉をほぐすストレッチ」や「下半身をしっかり鍛える」時間を増やすようにしました。

『40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』は、12万部のベストセラーになっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

人間の筋肉は、全身の筋肉のうち約7割が下半身に集まっています。つまり、下半身を鍛えれば体の約7割の筋肉を鍛えることになり、「効率よく」体を鍛えることができます。私も「下半身」を鍛えることにシフトしたことで、効率よく「老いない体」を維持できています。

また、上半身ばかり鍛えて筋肉がつくと、重くなった体重の分、下半身への負担が大きくなります。下半身をないがしろにしたままでは、腰や膝を痛めてしまうおそれもあります。

つまり、「老いない体」を作ろうと思えば、「上半身」よりも「下半身」を鍛えることが効率的だと私は感じているのです。

「下半身は簡単には鍛えることができない」と思っている人もいるかもしれませんが、「葛西式下半身強化トレーニング」なら、自宅の狭いスペースでも十分トレーニングできます。さらに、天候や時間に左右されず、自分のペースで続けることができます。

本記事では、自宅で簡単にできる「葛西式下半身強化トレーニング」を紹介しましょう。

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