男性こそ「開脚ストレッチ」をやるべき理由 疲れない、老けこまない体が手に入る!
じつは女性より男性のほうが開脚向き?
「開脚」というと、何となく“女性向けのもの”というイメージを持つ人が多いと思います。かくいう私もそうでした。女性が理屈抜きで「きれいな180度開脚をしたい!」と望むのに対し、やや理屈っぽい傾向のある男性の場合、「開脚なんかやって何の意味がある?」と冷めた目で見ているだろう、と。
しかし、いろいろな人の体を見てきた経験をもとにあらためて考えると、開脚は特にデスクワーク中心に働く男性にもピッタリなのではないかと考えます。
ホルモンバランスと筋肉量の影響で、男性は股関節の筋肉が硬くなりがちです。けれども、女性に比べ狭くて縦長な形の骨盤は、開脚動作に向いているように思います。日頃「あぐら」をかくなど、男性は股を開く動きにじつは慣れ親しんでいるのです。
別に開脚できないからといって困るわけではないのですが、数あるストレッチのうち、開脚という動作の運動効率がいいのは間違いありません。なぜなら、股関節は体の中で肩の次に動かしやすい関節で、体でもっとも筋肉が集まっている部分だからです。
■開脚すると、ねこ背が治る
開脚で得られるメリットはいろいろありますが、1つは見た目が変わることです。仕事上でも相手の信頼感を得るには、すっきりした姿勢は大きな武器になりますが、この信頼感を揺るがし、実年齢よりも老けて見られる要因の1つになるのが「ねこ背」でしょう。
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