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文章には2種類の書き方がある
文章を書くことに苦手意識はありますか? 「論理的だけど、記憶に残らない」などと人に指摘されたことはありませんか?
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筆者は論理的な文章を書くための研修講師をしたり、文章の書き方の本を執筆しています。研修では実際に書かれた文章の改善指導を行うこともあるので、ビジネス文書を目にする機会が多くあります。
近年ではロジカルシンキングの考え方が広まり、情報を整理して書くことを心掛ける方も増えてきたように思います。しかし、単に情報が整理されているだけの文章では伝わらないこともあります。では、何が必要なのかというと、以下の2つの種類の文章が必要です。
①の構造化された文章とは、たとえば問題の要点が3つにまとめられているなど、全体像とその構成要素によって整理されている文章です。読み手は全体をとらえたうえで今どこの話がされているのかを理解しやすいという利点があります。
一方、②の物語化された文章とは、実際にあったエピソードなど、感情やシーンの展開・変化が中心で、流れに重きが置かれています。読み手が感情移入しやすく、共感を得やすいタイプの文章です。
この2つの文章の特徴をまとめてみると以下のようになります。
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