「使いかけの化粧品」を買う今どき女子の事情

若者たちの消費行動はここまで変化している

若者のファッション消費が激変しています(写真:maroke / PIXTA)

昨今、若者の「ファッションやメーク」に関する消費行動が大きく変化しています。

ここ数年、オンラインショッピングの定着やインスタグラムといったSNSの急伸、そしてメルカリなどのフリマアプリの普及があり、若者のファッション・メークに対する意識、消費の仕方や価値観などが大きく変わってきているのです。

おそらく売り手側もこの急激で複雑な変化にキャッチアップできていないケースも多々あるのではないでしょうか。

実際、多くのアパレル会社や化粧品会社から私のところに、「特に店頭での若者への購買促進が非常に難しくなってきた」という悩みや仕事の相談がたくさん寄せられるようになっています。

こうした若者たちのリアルについて、現場研究員たちがレポートしてくれます。

「売ること」前提でモノを買う

近年、メルカリをはじめとするフリマアプリの流行によって、若者の買い物の仕方が大きく変化しています。お店で試着して「いいな」と思った商品をその場で買う前に、メルカリで安く売られていないかチェックするのは、もはや常識です。

今回レポートしてくれる若者研究所の現場研究員たち。写真左から、西野知里(早稲田大学4年) 、松森くる美(早稲田大学4年)(写真:研究員提供/学年は記事執筆当時)

今回は、そんなフリマアプリの流行によって生まれた若者の買い物の仕方の変化を、事例とともに紹介します。「若者はモノ消費よりもコト消費」や「若者の消費離れ」などと言われていますが、フリマアプリの中で若者はどんなものにおカネを使っているのでしょうか。

① ブランド物を買うときは、「売ること前提」で選ぶ

都内私立大学に通うAさんは、ファッションや音楽などの流行はとりあえず押さえておきたいタイプ。最近はストリート系の要素を盛り込んだファッションにハマっているそうだ。そんな彼が購入する服は、月に10着以上。学生にしては多めだが、特に目を引くのはその半分ほどはフリマアプリ経由ということだ。

次ページ売ることを前提に服を買う?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • iPhoneの裏技
  • 地方創生のリアル
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
沸騰! 再開発バトル<br>「不動産好況」はいつまで続く

東京をはじめ、地方都市でも活況が続く都市再開発。人口減少時代に過剰感はないのか。ベンチャーの聖地を争う東急・三井両不動産、再開発で「浮かんだ街・沈んだ街」、制度を巧みに使う地上げ最新手法など、多方面から街の表と裏の顔を探る。