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「使いかけの化粧品」を買う今どき女子の事情 若者たちの消費行動はここまで変化している

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
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「フリマアプリを使い始めてから、売ることを前提に買うようになったから、ブランドロゴが目立つデザインの服を買うようになった」と言う。いったいどういうことなのだろうか。

Aさんは、昨年「ルイ・ヴィトン」とコラボした「Supreme」のボックスロゴTシャツを約2万円で購入したそうだ。「以前はTシャツで2万円の商品なんて高くて買えなかったけど、今は着なくなったらフリマアプリで割と高値で売れることがわかってるから、躊躇なく買えた」と言う。

フリマアプリでは、有名ブランドのものだとハッキリわかる商品は高く売れる、逆にノーブランド品はほぼ売れない、という現状がある。だから、服を買うときには、安く買えるがあまり売れないノーブランドの服よりも、高価でもいずれ高値で売れるブランド物を買うことが増えてきているそうだ。

さらにAさんは、「自分は飽きっぽいから、好きなファッションの系統もよく変わる。その度にオシャレなブランドの服を短期間だけ所有できればいいから、フリマアプリはすごく便利」「いくらブランド物とはいえ、同じ服を何度も着ていたら貧乏くさいと思われそうで嫌だ。そのうえ、ブランドロゴの服は印象に残りやすい。だから同じ服を何度も着ることはせずに、何度か着たら売る」と言う。

新品を買っていたら、おカネがいくらあっても足りない

② コスメは「使いかけ」を買って試して、また売って

都内私立大学に通うBさんは、新しいものが好きな、情報感度高めの女子だ。インスタで見つけたおいしそうな肉のお店に行くのが最近の趣味だという。こだわりも強く、買い物をする際はよく吟味するため時間がかかる。アルバイトはカフェのホールスタッフで、週に4日ほど働いている。

Bさんがフリマアプリで購入した、「JILLSTUART」のジルバイジルスチュアート オードトワレ(写真:Bさん提供)

そんな彼女は、フリマアプリで使いかけのコスメをよく購入しているという。最近は、「FLOWFUSHI」のモテマスカラ リペア Base(マスカラ下地)、「JILLSTUART」のジルバイジルスチュアート オードトワレ(香水)などを購入したそうだ。

「値段は高くても質の良い化粧品を使いたいと思ってはいるが、なかなか『これだ!』と思えるものと出合えない。でも、それを見つけるためにいちいち新品を買っていたらおカネがいくらあっても足りない。

だから、口コミで評価の高いものやインスタで話題になっているコスメをチェックして、使いかけのものをフリマアプリで購入している。それを短期間試して、本当に気に入ったら新品を買うようにしている」

と言う。なるべくいろんなコスメを試して自分に合うのを見つけたいから、友達と持ち寄って試してみることもあるそうだ。

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