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「使いかけの化粧品」を買う今どき女子の事情 若者たちの消費行動はここまで変化している

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授
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2週間前にフリマアプリで、ある化粧品ブランドの残量2割程度のフェースパウダーを1000円で購入し、使い心地がとても気に入ったため、7000円ほどの新品を買う予定だという。

試供品ではダメなのかと尋ねたところ、「1回使って好感触だと思ったものでも、1週間使ってみると『違うな』と思うことは往々にしてあるから、一定期間使わないと本当にいいかどうかわからない」とのこと。

つねに最新の良い商品を追い求めて

もしも買ったコスメが自分に合わなくても、テスターを買ったと思えばそれで納得できるのだという。また、価格がそれなりにしたものであれば、さらに売ったり、友達に譲ることもできるから、あまり損した気分にはならないそうだ。

高校生や大学生には手が届きづらい値段のコスメでも、フリマアプリによって数百円単位で試すことができるのなら、購入のハードルはだいぶ下がるのではないだろうか。

また、コスメの流行の変化のスピードが速いため、つい最近まで新作だったマスカラを1本使い切る前に、新しい機能を備えたマスカラが誕生している。つねに最新の良い商品にキャッチアップしていくには、使いかけで十分事足りるのかもしれない。

③ スマホの中だけで完結するショッピング

都内公立大学に通うCさんは、明るくアクティブな性格で、3つサークルを掛け持ちしながらIT系のインターンもしている多忙な女子大生だ。そんな彼女はここ半年くらい服をお店で買っていないという。では、どのように服を買っているのかというと、スマホの中だけでショッピングが完結するらしい。

Cさんは、月に3〜5着ほど新しい服を購入するという。WEARやInstagramでフォローしているお気に入りのファッションアカウントをチェックしたり、「オフショルダー」などといったキーワード検索で流行のコーディネートを見つけたりするのが日課だ。そこで目をつけたアイテムを、フリマアプリで探し、安いものや似ているものがあれば購入しているという。

忙しい彼女は、「わざわざお店まで行って買い物する時間がもったいない。以前はウィンドーショッピングするためだけに新宿や渋谷に行っていたけれど、今はWEARやInstagramがお店のような感覚で、いろんな人のコーディネートがあるからずっと見ていられる」と言う。

自分でお店に行ってかわいい服を探す楽しみはいらないのかと尋ねると、「自分で見つけるのも楽しいかもしれないが、少し面倒。WEARでたくさんフォロワーがいるアカウントの、『いいね』がたくさんついているコーデをまねすれば、間違いなく周りにもウケがいいから安心」とCさんは語った。

また、「雑誌や通販サイトに掲載されている商品は、モデルが着ているから良く見えていたり、実際のものと質感や色みが異なったりしていることが多い。だから、SNSで”オシャレだけど素人”っていう人が載せている写真を見て着たい服を見つけて、フリマアプリで細かいところをチェックして買うようになった」と言う。

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