SNS投稿を「わざとズラす」、若者の深層心理

卒業式の写真をあえて4月に投稿する人も

最近の若者の「ずらし行動」とはいったいなんなのでしょうか?(写真 : Ushico / PIXTA)

最近の若者たちは、どうやら「皆で」「一斉に」「同時に」という行動が嫌いになってきており、周りの人たちと「ずれた行動」をとることが多くなってきているようです。

……と書くと、集団意識の強い日本人が欧米人化してきた、と思うかもしれませんが、今回の趣旨はそうではありません。

つねに自己主張をする人が多い欧米人のように変貌したのではなく、今の若者たちは、あくまで「日本人的」に、「空気を読み」ながら、「ちょっとした個性」を「控えめ」に主張するようになってきた、ということのようです。

では、なぜ、今の若者たちは、「ずらす」ことを重視するようになってきているのでしょうか? 今回は若者研の現場研究員たちが、若者の「ずらし行動」について解説してくれます。

若者たちがあえて「タイミングをずらす」理由

今回レポートしてくれる若者研究所の現場研究員たち。写真左より山本貴宏(早稲田大学4年)、石澤眸(法政大学3年 )、西野知里(早稲田大学4年)

近年、若者たちがさまざまな場面で「タイミングのズレ」をつくる行動をすることが増えています。

一見違和感を覚えるような行動にも、彼らなりの理由や欲求が隠されているようなのです。以下の具体的な2つの場面において、若者がなぜズレを生じさせているのかを検証しました。

次ページ写真はその日のうちにが当たり前だったが…
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 溺愛されるのにはワケがある
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大学 シン・序列<br>コロナ後に変わる名門校の条件

コロナショックを受けて、大学をめぐる環境は急変。授業のオンライン化、学生の経済的困窮など、解決するべき課題は山積しています。大学はどのように変わるのか。50ページにわたる特集で最高学府の近未来を探りました。