10代男子がこうも「友達の多さ」に拘る理由 社会人になると、「1人でいるのが楽」になる

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10代の交友関係は、SNSによる影響が大きいようです(写真:Ushico / PIXTA)
「ライン」「ツイッター」「インスタグラム」――。コミュニケーションアプリやソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下「SNS」と表記)等の普及により、若者の交友関係を取り巻く環境は変化しつつあります。明治安田生活福祉研究所ときんざいが行った「親子の関係についての意識と実態に関する調査」の結果から、10代後半~20代の若者の交友関係に対する意識について、いくつかのデータをご紹介します。

10代後半男子の半数以上が「友人は多いほどいい」

まず、10代後半~20代の若者に、「友人の数は多ければ多いほど良いことだと思うか」と尋ねたところ、男女ともに年齢が低いほど「良いと思う」(「思う」+「どちらかといえば思う」)と回答した割合が高くなっています。特に10代後半男性では54.4%と半数以上に上っています。

SNS上では、実際に仲がいいかどうかは別として、つながりのある人が“友達”“フォロワー”として表示され、その人数が目に見えてしまいます。それが、SNSに慣れ親しんでいる低年齢層にとって「友人数」への関心を高める要素となっているのかもしれません。また、学生の場合は所属するコミュニティが学校の人間関係を中心に形成されます。日常生活を送るうえで、友人関係は大きなウエートを占めていそうです。

一方で、男女ともに年齢が高いほど友人が多いことを「良いと思う」と回答した割合は低くなり、20代後半では、男性が36.8%、女性が30.6%となっています。多忙な社会人となることで時間的な制約も増え、幅広な友人関係から、より気の合う人たちとの友人関係へと変化していくことが背景にあるのかもしれません。

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