「LINE」か「年賀状」かで悩む
近年の年越しといえば、大みそかの0時ごろから30分間「おめでとうコール」や「おめでとうメール」が集中するため、キャリア(通信事業者)3社および一般社団法人電気通信事業者協会から自粛を呼びかけることが慣例になっていました。しかし、今年は一般社団法人電気通信事業者協会からリリースが出たのみで、キャリアからの呼びかけはありませんでした。
一方、LINEは例年どおり、“【ご協力のお願い】年末年始の「あけおめLINE」はWi-Fiに接続してご利用下さい”というリリースを出しました。中高生だけではなく、世代を超えてメールや通話からLINEでのあいさつに移行してきているのかもしれません。
大人世代が多く利用するFacebookでも、新年のあいさつとして年賀状と同様の画像を投稿している人を多く見かけました。FacebookなどのSNSでつながっている相手とは、年が変わるその瞬間にあいさつができます。住所を知らない相手とも年始のあいさつができるという利点もあるからでしょう。
中高生も、年始のあいさつをどうすべきか悩んでいます。中学生はLINEやTwitterをまだ始めていない人が多いため、年賀状も現役です。しかし、学校から配布された名簿には住所が掲載されていないため、住所は直接教えてもらうしかありません。冬休みに入る前に、同級生や先輩とメモを片手に住所交換します。
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