「LINEでつながっているけど年賀状も欲しい」という友人も出てくるため、結局、誰に何をしていいのか、非常に迷う状況になります。そこで、LINEのタイムラインで、お得意のアンケートを取るのです。GMOが運営する「プリ画像」では、LINEのタイムライン用に新年のアンケートを取れる画像が人気を集めていました。
高校生ともなると、スマホの普及率が93%(「高校生のスマートフォン利用実態調査」MMD研究所)であるため、ほぼインターネット経由でのあいさつになります。ここで利用されるのはLINE、そしてTwitterです。年末年始のあいさつは、この2つのツールを使い分けます。
友人と広くゆるくつながっているTwitterは、年末のあいさつに利用されます。「今年もありがとうございました!」などのコメントとともに投稿するのは、今年撮影した写真一覧を加工した画像です。写真の数が多いため1枚1枚の絵が小さく、何が写っているのかはっきりわからないのですが、一緒に撮影した友人にはわかります。「あのときの画像が入ってる」と、お互いに1年を振り返ることができます。
「スマホの大掃除」も兼ねている
どうやって1年分の写真を一覧にするかというと、スマホの写真アプリです。写真アプリにはスマホに保存された画像一覧がサムネイル表示されます。1年分の写真を一覧表示し、それをスクショ(スクリーンショット)して、画像編集アプリで「2016」などの文字を入れて投稿します。この画像を作るために不要な画像を整理するため、スマホの大掃除にもなっています。
年が明けたら「あけおめLINE」です。とはいえ、年始のあいさつを個人トークでつながっている全員に送るという人は珍しいようです。仲がいい友人だけに、1年を振り返ったメッセージを送ったり、一緒に自撮りした画像にメッセージを書いたりなどして送ります。
そして中学生を中心に、LINEのタイムラインが使われます。年賀スタンプや自作の画像、文章のみでなど、それぞれのスタイルで年始のあいさつをします。また、ステータスメッセージも新年向けに変更します。「あけおめ!」に始まりお正月をどう過ごしているかなどを長くて改行の多い文章で載せるため、元旦には「友だち」一覧に新年の挨拶が並びます。ホーム画像を「2017」などの文字が入った新年バージョンにする人もいます。
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