未経験で「コンサル」を目指す場合の鉄板作法 「ポテンシャル採用」される人の共通点とは?

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スタート地点に立てるのは、真摯にコンサルになる準備をしている人です(写真:opolja/iStock)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

安井様、はじめまして。太陽光発電の商社にて卸営業職を行っているMと申します。新卒入社で現在の会社に入って3年弱が経過いたしました。
太陽光業界の変動が激しい中で私の担当している会社が倒産するケースが増え、自分が経営に対するアドバイスができないことにもどかしさを感じた結果、経営コンサルタントへの転職を考えるに至りました。
新卒2~3年および業界未経験の中で経営コンサルタントを目指すにあたり、必要な情報などはございますでしょうか。
大ざっぱなご質問となり誠に申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
卸営業 M

ポテンシャル採用での内定を目指すことになる

新卒2~3年程度という年齢で経営コンサル会社に採用されることを考えると、いわゆるポテンシャル採用の枠に引っ掛かるか否かが勝負となってきます。

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私の前職もそうでしたが、経営コンサル会社は基本的に中途採用においては即戦力を求める傾向にあります。

加えて、数は多くないものの社会人経験2~3年程度の経験を有する層を即戦力というくくりではなく、将来のポテンシャルを見込み、教育して育てるという前提で採用するケースがあります。

ではどのような人材がそういったポテンシャル採用に引っ掛かるのかというと、①前職での短い経験を通じて地頭のよさを感じることができる、②経営コンサルになるにあたっての勉強を自分なりにしている、の2点となります。

要はそれぞれ、仕事がそれなりにできて、真摯にコンサルになる準備をしている人、ということになります。

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