そこで、PowerPointの資料のように話す要素を箇条書きにしておけば、その要素同士を矢印で繋いだりして視覚的に理解しやすくします。
自分が理解しやすくしておくことで、本番でも回答が頭から飛ばないですし、相手にもわかりやすく要点を伝えることができます。つまり、いつもの会話でやらないこと(セリフを覚えて話す)はやらない方がよい、ということです。
5.志望動機が「楽しい」「好き」の一点張り→「その仕事をすることで享受できるメリット」を志望動機に盛り込む
・「楽しい」「好き」だと思う理由を「なぜなぜ分析」で深掘りする
企業が若手人材を採用する際、最も恐れているのは、入社後にすぐ辞めてしまうことです。
せっかく採用活動に手間や時間を掛けても、すぐに辞められては全くの無駄になってしまうからです。感情などでも変わらない理由を、志望動機に盛り込みましょう。
仕事で得られる「メリット」を語れ
最もおすすめなのは、「仕事を通じて享受できるメリット」です。メリットと言うと打算的なように聞こえますが、その仕事をすることでメリット(変わらないもの)が得られる人ならば、「自分に得がある限り、辞めないだろう」と見られます。
もちろん「楽しい」「好き」といった感情的な理由も、アピールすること自体は問題ありません。ただ、どうしてその仕事をすることが「楽しい(好きな)」のかを、「なぜなぜ分析」のように、深掘りして回答を準備しておくことをおすすめします。
いろいろな就活ノウハウが頭に入ると、「いったいどれが本当なんだろう?」と混乱してしまうと思います。そういったときは、面接官(採用担当者・部門長・役員など)が「どのようなことを基準に採用しているのか」を考えることが大切です。どの会社も採用する人材に求めていることはあまり変わりません。
・すぐに辞めないだろうか?
・担当する仕事ができるようになるだろうか?
・雰囲気や一緒に働くメンバーと相性がよいだろうか?
・(あわよくば)会社の未来を背負ってくれる、基幹メンバーになれるだろうか?
このような基準に沿って評価される場合、関係がなさそうな就活ノウハウは、いったん無視してもいいのではないでしょうか? 内定という果実を獲得するため、賢い就活を心掛けたいものです。
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