「決断疲れ」を起こす人は「判断軸」を知らない 決められないのは「決め方」を知らないからだ

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総合評価法は複数の選択肢の中から選ぶ、それも重要なことを決めるのに向いている方法です。端的な例で言えば買い物、それも何度も買うようなものではなく、車や家電、金融商品などでしょうか。仕事の例で言えば、提案コンペで1社に決める、業務委託業者を選定する、就職・転職先を決めるなど、選択肢は多くないものの、大いに迷うものをイメージしてください。

まずは評価軸を決めます。就職先であれば、給与、福利厚生、働きやすさ、将来性、自分のスキルとの適合度……など重視する評価軸と点数の基準を決めます。基準は100点満点としたり、5段階評価などが良いでしょう。

各評価軸の重み付けが重要だ

重要なのは各評価軸の重み付けです。評価軸全てが同等に重要であることは稀ですから、給与が最も重要ならば50%の重み付け、次は将来性に20%、働きやすさが10%……などと、重要度のウェイトを決めます。こうすると各選択肢を総合的に評価することができます。

評価軸とウェイトは、自分や組織が何を重要視するのかという意思でもあります。総合評価というとまるで客観的かつ正確な答えが出せると勘違いされやすいのですが、意思決定には文字通り、「意思(Will)=こうしたいという思い」が必要です。ここをしっかりと考えたかどうかが納得感につながります。

コンサルタントはこの総合評価が身に染み付いている人が多く、ある知人はベビーカーを購入する際に、かなり緻密な総合評価シートを作り込み、その後購入を考えている人たちに代々引き継がれていました。

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