年末年始が近づくと共に、本格的に気温が下がってきた。コートが手放せない、冬の到来である。
となると、就職してからはじめての冬を迎える新入社員にとって「そういえば、仕事で着るコートって……何を選べばいいんだ?」と悩まれる方も多そうだ。
もちろん「ノースフェイスのダウンジャケットを着れば超絶暖かいし、ついでに靴も雨も雪も怖くないダナーなんかのブーツにしたら完璧だなー」と、高機能なアウトドア製品で固める手もある。とくに雪国なら、それこそ間違いのない選択だ。
スーツに合うコートを一着持つなら
もっとも「基本的にスーツスタイル」という堅めの業種や、「服装にうるさい上司がいる」といった職場の方は、やはりコートもそれなりに“オンタイムに沿ったもの“を一着もっておくほうが無難だろう。
そこで今回は、若手社員がスーツに合わせるコートを一着買うとしたら「これにしとけば間違いない」という選び方とオススメのコートを、松屋銀座の紳士課マネージャーの川島雄太氏に伺った。冬将軍が本気を出す前に、購入の参考にしていただきたい。
たまにキルティングジャケットなど、着丈が短めのアウターをスーツに合わせて着こなしている人がいるが、スーツのジャケットの裾が「こんにちは」と、顔を出してしまっている。これは見た目的にも防寒的にもNGだという。
「丈の短いコートはスポーティに見えて動きやすいのですが、中に着たジャケットが見えてしまうのは、やはり少しみっともなく見えてしまいます。また防寒という意味でも、長いほうが暖かい。スーツに合わせるコートを一着…というならば、やはり着丈は長めを選ぶほうがいいのではないでしょうか」(川島さん)。
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