事実!頑固な腰痛は「朝の30秒正座」で治る 運動や湿布をせっせとするよりも…
湿布を貼っても腰痛は治らない!
腰痛に悩まされている人は、根本治療ではなく対症療法をとりがち。その代表が、湿布を貼ることです。湿布は、痛みの元となっている筋肉の炎症は鎮めてくれますが、腰痛の根本原因にアプローチするものではありません。ですから時間がたって薬効が切れれば、また痛みが出てきます。すると多くの人は新しく湿布を貼り替え、切れてはまた貼り替え……を繰り返します。その結果、皮膚がかぶれてしまう人も少なくありません。
実は慢性的な痛みは、冷やすより温めるほうが有効です。ならば温湿布を貼ればいいのでは? と思うかもしれませんが、市販の温湿布のほとんどは「温感湿布」。温かいと感じるだけで、本当に患部を温めているわけではないのです。
対症療法で根本原因を放置していると、かえって腰痛が悪化してしまうことも。湿布の貼り過ぎには注意が必要です。
腰のマッサージをうけると、一時的に痛みが和らぐこともあります。でもこれは、こわばっている筋肉を揉みほぐしたことで「気持ちいい」と感じているだけ。湿布と同様、根本治療ではありません。
とはいえマッサージは一時的な気持ち良さを味わえるので、繰り返し受けている人も多いでしょう。これがけっこう危険なのです。痛みを発生している筋肉に、集中的に強い刺激を与えることで、かえって筋肉のこわばりが強くなり、痛みが増してしまうことも多いから。筋肉がこわばってしまう原因を取り除かない限り、腰痛が治ることはありません!