ここまで、飛行機に乗った途端バレてしまう、「一流と二流の深すぎる差」について、謙虚な姿勢を崩さず下から目線で語ってきた、グローバルエリートである私。
しかし、飛行機に乗った途端、「二流の暗闇」に即、転落しているのが、何を隠そう、この私なのだ。
真の「二流の搭乗者」はグローバルエリートの私
実は機内でこの原稿を書いていて、日本に上陸する寸前に電源を切るように注意されてしまったこの私。
香港空港では3度もキャセイパシフィックに置いてきぼりにされ、長時間の出張のときに睡眠目的でビジネスクラスに乗ったのに、オーバーブッキングでエコノミークラスにダウングレードされるという屈辱を味わったのも、すべてこの私の所業なのだ。
しかし、私のような「二流の搭乗者」が飛行機の中から消えうせないかぎり、この世に真の平和は訪れない。
そして、機内で「きれいなフライトアテンダントさん」をジロジロ貫通するような異様な視線で見つめつつ、変に会話の回数を増やそうと、話題もないのにあいさつを試みる二流の乗客がこの世から消えうせないかぎり、太平の世が再び訪れることは、決してないのである。
それでは、「二流コラムニストへの転落事故」を今回もお見せしてしまったところで、私は次の目的地である「グローバル・メールマガジンの執筆」という偉業に向かって、飛び立ちたいと思う。
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