就職ガイダンスでは、就職課職員が説明。現在の就職スケジュールや大学の就職支援策を話します。これ自体はどの大学もほぼ同じですが、進行具合や質疑応答によっては、学部学科の特性などを話す大学もあります。
保護者向けプログラムは、説明者が大学職員か教員かで、内容が分かれます。大学職員だと、保護者の聞きたい内容を、ピンポイントで伝えてくれます。一方、学部長・学科長などの教員が話す場合、極端な話、前半はそれほど聞かなくても問題ありません。教員という立場もあってか、大学の設立意義、歴史など堅い話、もっと言えば、保護者がそれほど聞きたくない話を長々する教員が多いからです。
参加者特典でUSJチケットも当たる
オープンキャンパスをツアー形式にする大学もあります。大阪観光大学は関西国際空港にいちばん近い観光専門の大学です。7月30日にはオープンキャンパスと関西国際空港見学を合わせたツアーを実施(事前予約制)。午前中に大学のオープンキャンパスに参加し模擬講義などを受講します。午後は関西国際空港とホテルを見学。ホテルでは学生スタッフ・教職員と一緒のケーキ&ティータイムです。
神田外語大学では8月1~3日に3日間集中型の少人数制外国語(英語+地域言語)レッスンを開催。事前予約制、かつ、受講料が5000円かかります。英語教員の英語レッスンに加えて、アジアや、イベロアメリカ(アメリカ州のかつてスペインとポルトガルの植民地だった国々)地域の言葉や文化も学べます(どの言語かは指定不可能)。最終日はランチパーティもあるそうです。
オープンキャンパスは受験生をいかに集めるか、ということで参加者特典を付ける大学が大半です。事前予約をしておけば、クオカードや大学グッズをプレゼントする、という大学は多いですし、受験料を5000~1万円割り引くという大学も、中堅私大を中心に多数あります。
キャンパス内の指定ポイントを回ることで、大学グッズをプレゼントする、スタンプラリー・抽選会開催の大学も多いですね。中には豪華な景品を用意する大学もあります。7月22・23日に開催する大阪経済法科大学(八尾駅前キャンパス・花岡キャンパス両方で開催)では、抽選会でUSJペアチケットなどがあたる豪華さです。
このように参加者特典も含めて、プログラムが盛りだくさんとなっているのが、現代のオープンキャンパスです。受験生や保護者の方は積極的に参加してみるといいでしょう。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら