「優秀なのに嫌われる人」の話し方、5大共通点 「上から目線、すぐ否定…」あなたは大丈夫?

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そして頭のいい人に多いいちばんのNGは、相手の話を「否定する」、相手の話に「共感しない」ことです。

何を言っても「でも」「いや」は不愉快

【5】「何かと相手を否定」する、相手の話に「共感」しない

A:「先週末に、話題の『○○(映画)』を観たけど、面白かったよ!」
B:「でも、前評判の割には中身が薄かったよな」
A:「そうかな。ストーリーもよかったと思うけど」
B:「いや、話の展開がすぐに読めたよ」

頭のいい人ほど、相手の話に対して「否定する」ことが多いように思います。

Aさんは、映画が楽しかったことを伝えたいのですが、Bさんは受け入れられないので、どんな言葉に対しても「否定」してしまっています。

これでは会話も弾まないし、不愉快な気持ちになってしまいますね。

もちろん、相手の意見にすべて同意する必要はありません。違う意見をもつこと自体は何も悪くありません。

ただ、自分と違う意見でも、相手を「否定」するか、相手に寄り添って「共感」して聞いてあげるかで、会話の楽しさはまるで違ってきます

自分を「否定」されると、「話をしたい気持ち」は失せてしまいますし、自分に「共感」しながら聞いてもらえると、話をするのが楽しくなります。

話を「否定する」のではなく「共感する」ことが、話をしていて楽しい人の共通点だと私は思います。

【「優秀なのに嫌われる人」、よくある5大NG】
・相手の話を「最後まで」聞かずに、「自分の意見」を言い始める
・「上から目線」で相手にアドバイス、説教する
・何でも「先読みをして」話をまとめてしまう
・意味もなく「難解な用語」に言い換える
・「何かと相手を否定」する、相手の話に「共感」しない

 

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頭のいい人に限って、相手の言いたいことが整理されていなかったり、論点がハッキリしていなかったりすると、聞きながらすぐにイライラしてしまいます。そして、それは話している側に、おのずと伝わります。

でも、日常会話は「コミュニケーションの場」でもあるので、必ずしも「理路整然とした立派な会話」になってなくてもいいわけです。そうであれば、「相手の話を聞こう」とする姿勢をもったほうが絶対にトクですよね。

その意味で、頭のいい人が「聞く力」を身に付けたら最強だと思います!

魚住 りえ アナウンサー

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うおずみ りえ / Rie Uozumi

フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサー。ボイス・スピーチデザイナー。大阪府生まれ、広島県育ち。1995年、慶応義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に『所さんの目がテン!』『ジパングあさ6』(司会)、『京都心の都へ』(ナレーション)などがある。2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。これまでおよそ500本の作品に携わる。とくに各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組『ソロモン流』(テレビ東京系列)では放送開始から10年間ナレーターをつとめた。各局のテレビ番組、CMのナレーションも数多く担当し、その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。また、およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声の質を改善し、上がり症を軽減し、相手の心に響く「音声表現」を教える独自のレッスン法が口コミで広がり、「説得力のある話し方が身につく」と営業マン、弁護士、医師、会社経営者など、男女問わず、さまざまな職種の生徒が通う人気レッスンとなる。現在は、定期的に10~15人を募集し、スクールでグループレッスンを行っている。魚住式スピーチメソッド

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