そして頭のいい人に多いいちばんのNGは、相手の話を「否定する」、相手の話に「共感しない」ことです。
何を言っても「でも」「いや」は不愉快
【5】「何かと相手を否定」する、相手の話に「共感」しない
B:「でも、前評判の割には中身が薄かったよな」
A:「そうかな。ストーリーもよかったと思うけど」
B:「いや、話の展開がすぐに読めたよ」
頭のいい人ほど、相手の話に対して「否定する」ことが多いように思います。
Aさんは、映画が楽しかったことを伝えたいのですが、Bさんは受け入れられないので、どんな言葉に対しても「否定」してしまっています。
これでは会話も弾まないし、不愉快な気持ちになってしまいますね。
もちろん、相手の意見にすべて同意する必要はありません。違う意見をもつこと自体は何も悪くありません。
ただ、自分と違う意見でも、相手を「否定」するか、相手に寄り添って「共感」して聞いてあげるかで、会話の楽しさはまるで違ってきます。
自分を「否定」されると、「話をしたい気持ち」は失せてしまいますし、自分に「共感」しながら聞いてもらえると、話をするのが楽しくなります。
話を「否定する」のではなく「共感する」ことが、話をしていて楽しい人の共通点だと私は思います。
・相手の話を「最後まで」聞かずに、「自分の意見」を言い始める
・「上から目線」で相手にアドバイス、説教する
・何でも「先読みをして」話をまとめてしまう
・意味もなく「難解な用語」に言い換える
・「何かと相手を否定」する、相手の話に「共感」しない
頭のいい人に限って、相手の言いたいことが整理されていなかったり、論点がハッキリしていなかったりすると、聞きながらすぐにイライラしてしまいます。そして、それは話している側に、おのずと伝わります。
でも、日常会話は「コミュニケーションの場」でもあるので、必ずしも「理路整然とした立派な会話」になってなくてもいいわけです。そうであれば、「相手の話を聞こう」とする姿勢をもったほうが絶対にトクですよね。
その意味で、頭のいい人が「聞く力」を身に付けたら最強だと思います!
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら