「優秀なのに嫌われる人」の話し方、5大共通点 「上から目線、すぐ否定…」あなたは大丈夫?

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次によくありがちなのは、先読みをしすぎて自分で一方的に話をまとめてしまうことです。

自分の意見は「話を最後まで聞いたあと」で

【3】何でも「先読みをして」話をまとめてしまう

A:「この間、不動産屋さんと話したんだけど、これからは首都圏のマンション価格は下がるって……」
B:「ああ、これからは下がる一方でしょう。ただ、コンパクトシティ化が進むと二極分解していくから、人気の物件は値下がりしないと思うけどね」

頭のいい人は、話の途中でその先が読めてしまうので、結末がわかると「自分の話」に持っていこうとします

そのため、相手の話が終わらないうちに、「はいはい、それはこういうことね」「これは、○○ということでしょ?」と、話の結論を自分で一方的にまとめてしまいがちです。

話の理解が早いことや自分の意見を言うことは悪いことではありません。しかし、相手にしてみれば自分の話を持っていかれてしまうので、言いたいことも全部言うことができず、モヤモヤしてしまいます

その結果、相手の「話をしたい」という気持ちをそいでしまうことになり、その後の会話が続かなくなってしまうことにもなりかねません。

【4】意味もなく「難解な用語」に言い換える

それから、相手の言葉を難解な用語やカタカナに言い換えてしまうのも、頭のいい人がやりがちなダメな聞き方です。

A:「このポイントを超えると急に消費が高まるんだ」
B:「うん、ここが『閾値』ってことだね」
A:「相乗効果が得られるよね」
B:「ああ、『シナジー』ね」

その用語でなければ話が成立しないとか、ほかの言葉では誤解を招くという状況であれば仕方がないのですが、そうでなければ、わざわざ難しい言葉に言い換えるのは感じがよくありませんね。

また、相手の言葉を「おうむ返し」にしない工夫をするために行っている人もいるかもしれませんが、場合によっては必要以上に「賢さ」をアピールしているような印象にもなりますので、気をつけましょう。

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