「優秀なのに嫌われる人」の話し方、5大共通点

「上から目線、すぐ否定…」あなたは大丈夫?

まず、頭のいい人によくありがちなのが、相手の話を「最後まで」聞かずに、自分の意見を言ってしまうことです。

頭の回転が速いのはわかるけど…

【1】相手の話を「最後まで」聞かずに、「自分の意見」を言い始める

A:「最近、苦手でしょうがなかった高校の数学を、思い切って学び直しているんだ。そうしたら微分積分が……」
B:「ははぁ、そこでつまずいたんでしょう。だいたい、微積でわからなくなるパターンが多いんだよね」

頭のいい人は頭の回転が速いので、半分ぐらいまで話を聞いた時点で結末までわかってしまうことがよくあります。

しかし、相手の話を最後まで聞かないのは、早合点や誤解につながってしまうことも少なくありません。

Aさんも「微分積分でつまずいた」のではなく、「実際に勉強してみたら、微分積分が仕事に役立つことに気づいた」ことを言いたかったのかもしれません。

人の話を最後まで聞けないと自分が損をしてしまうかもしれないので、どんな話でも相手の話は最後まで聞き、それから自分の意見を言う習慣を身に付けるようにしましょう。

【2】「上から目線」で相手にアドバイス、説教する

A:「親の介護が始まったのだけど、これがなかなかつらくてさ……」
B:「ああ、介護ね。俺も経験があるのだけど、ひとりで背負い込まないことだね。兄弟で分担したり、サービスを利用したりして、負担を軽くしないと行き詰まっちゃうよ」

介護問題に悩むAさんに、Bさんは自分の経験からアドバイスをしていますが、Aさんは内心、Bさんの「アドバイス」にムッとしています。

Aさんは、兄弟が海外にいて頼れない状況であること、Aさんの親御さんが介護サービスの利用を極端に嫌がることでかなり悩んでいたからです。

Bさんは親切心から言っているのでしょうが、Aさんの心境を酌まずに「上から目線」でアドバイスをしても、Aさんは不愉快になるだけで、逆効果です。

Aさんは、Bさんにちょっとした愚痴を聞いてほしいだけかもしれません。でも、頭のいい人ほど、こういう「上から目線」でアドバイスをしてしまいがちです。

こんなとき、何よりも大事なことは、「そうか、自分も経験があるから気持ちがわかるよ」というように「相手に共感してあげる」ことです。

アドバイスを求められた場合は、つねに相手の事情を斟酌(しんしゃく)しながら、「自分の場合はこうだった」というように、「同じ目線」を心掛けるといいと思います。

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