かつては、自分よりずっと年上の、かっこいい女優さんが持っている商品やブランドにあこがれ、飛びつくといったことがよくあったと思うんです。でも今の子たちは、自分たちの仲間内で「いいね」って言い合いたい、お互いに認め合いたいという気持ちが強く、上の世代の人のものは自分には関係ない、という感覚を持っています。
マスをつかむための、6大モデル
――確かに、かつては世代を超えて、みんな持っているブランドが似たり寄ったりでしたね。どの世代もトラッドファッション一色とか。それが一様ではなくなっていると。『non・no』の媒体説明資料にも「マスなき時代の、マスな女の子をつかむ」とありますが、これは大変そうです。

本当に大変です(笑)。ただ、マスな女子をつかむのも非常に難しいですが、たったひとりと限定してつかむのも、それはそれで難しい。たとえば、たったひとりのファッションモデルを全面に出した雑誌を作っても、おそらく10万部も売れない雑誌にしかならないと思います。
そこで『non・no』では、“6大モデル”を打ち出しています。それぞれのモデルに一定のファンがついているので、それが積み上がって部数につながっています。
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