イスラム教は本来、女性の権利を拡大するもの
本日の豆知識だがイスラム圏の国の中には女性だけで入国できない国があり、ファンドレイジングのパートナーが女性だけだとマーケティングで入国すらできないこともある。これに対し私のエジプト人の友人は、イスラム教は女性の権利を抑圧しているように言われるが、本来は隷属状態だった女性の権利を大幅に拡大して認めた宗教だったはずなのに、と私に嘆いていた。
なおモロッコに来て驚くのは、バイリンガル、トリリンガルどころか4ヶ国、5ヶ国語くらい話せるガイドさんが沢山いることだ。戦時に多くの国が統治したこともあり、驚くほど多くの国の言葉を自在に操るガイドさんが多くてびっくりした。
これだけ話せるなら国連の職員も夢ではないと思うのだが、ガイドさんの給料は月に数百ドルで、大したスキルもないのにたくさん稼いでいる人が多い先進諸国のことを考えるとちょっと複雑な気持ちになるのであった。
さぁ、続く注目の三番目は……フランス周遊の旅、おめでとう!!
いやはや、いよいよフランスのお出ましですか、という感じだが、こちらフォンテンブローにあるお城は実は有名なヴェルサイユ宮殿より大きく立派である。ナポレオンもこの宮殿をこよなく愛したらしく、庭園のデザインもヴェルサイユと同じ人が担当している。
フォンテーヌブロー城に来てこれだけの豪華で巨大な宮殿を目にすると、GDPが今のかけらくらいしかなかった当時のフランスが、今日のどこの政府もつくれないような巨大で豪華な宮殿を幾つも建造していたら、革命が起こって断頭台で首が飛ぶのもムリはなかったと思える。
この豪華で巨大なお城をたてたルイ14世やら何やらは、どれだけ国民を搾り取って苦しめたのだろう、と。
なおフランスは大変広大な国であり、パリで美術館やシャンゼリゼ通りに行くだけでなくロードトリップで郊外に足を延ばしてほしい。
道端の黄色いお花畑や青々とした(何をつくってるのかわからないのだが)小麦畑みたいな広大なフィールド、そして時折現れる牛の放牧が牧歌的で、国中に綺麗な花が咲いていて国土がとても美しい。
特にモンサンミッシェルやボルドー(ワイン農園めぐりが最高)、ロワール地方の城めぐりや、ニースやカンヌにドライブされるのが楽しいとお伝えしておこう。
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