夏休み旅行先ランキング2013<世界編①> フランス、モロッコ、ベルギーの歩き方

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 グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。
ヴェルサイユ宮殿を世界各国の友人と訪れる、グローバル・エリート。観光地で携帯電話の盗難事故が多発していると友人に注意した直後、本人が盗まれてしまった

ボンジュール!フランスは非常に寒い夏で、7月でも上着が無いと肌寒い日が多かった。100年に一度ともよばれる冷夏に見舞われている中、フランスでは日本の皆様には想像もできない長い長い夏休みが始まろうとしている。

ヨーロッパは総じて休暇が長く、これは第二次世界大戦で沈んだ国民の気持ちを長い休みで慰めるために長期の休暇が始まったからだと聞いたことがあるが、これは本当だろうか。フランス人はリアルに2か月休み、勤勉で知られるドイツ人も本当に1か月も休むので、休暇の過ごし方に関して彼らは非常に真剣である。

さて、先日は世界住みよさランキングを10位から6位まで発表したわけだが、住め!といわれても敷居が高いだろう。そこで、夏休みということもあり、今回はちょっと現実的に旅行ランキングに緊急変更させていただき、先月色々な国を周りながら、旅先で書き綴った旅行コラムで現地の息遣いをお届けしよう。8月中旬に言われても遅いわっ!とのお叱りの声が聞こえてきそうだが、親愛なる読者の皆様の、夏休み旅行プランにお役立ていただければ幸いである。

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