GWの過ごし方でまずバレるのが、何かにつけて直前まで動かない、その「無計画性」である。
商品・サービスをピーク価格で購入してしまう
一流の人材は、連休の予約をするときも一流だ。前もって旅程を予約する人は、実に3カ月、下手したら半年前に予約しているものだ。そうすると、フライトにしてもホテルにしても、直前で取るよりもかなり安価に予約できる。
これに対し、何かにつけて直前まで動かない無計画な人は、すべて前日、下手したら当日に決めてしまう。すると、すでに値段が高騰しているので、すべての商品・サービスを、まさにピーク価格で購入する羽目になるのだ。
おまけに、このような無計画な人は、言い訳だけは一人前だ。
「直前までフレキシブルに決断するという『フレキシブルさ』にプレミアムを払っているんだ。私は納得している」などと、すっからかんの財布と銀行口座にめげることなく強がってみせるのだから、もはや、つける薬も飲ませる薬も皆無であろう。
続いてGW中にバレるのが、その「主体性のなさ」である。
お台場でフェアをやっているとなるとそちらに殺到し、押し合いへし合い、押しくらまんじゅう状態になってしまう、困った人たち。
私にはワケがわからないが、なぜだか「今いちばんはやっているから」という理由で連休の過ごし方を決めてしまう人たちがいる。
「いちばんはやっている」というバーベキューポークのレストランに何時間も並び、そして「いちばんはやっている」という理由で、同じような味のスペアリブに何倍ものプレミアムと何時間もの待ち時間を費やしまう残念な人たち。
「連休の訪問先での待ち時間は、かかっている交通費・宿泊費を固定費としてすべての時間に按分すると、時間当たりコストが非常に高い」ということを無視した連休の過ごし方をしている人は、「あなたには、主体性がない」とレッテルを張られても仕方ないだろう。
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