就活生必見！これが｢採用テスト｣最新動向だ テスト別の問題例から予約､PC環境まで

大学によっては就職課などで先輩たちのテスト報告を閲覧できる。書籍では『就職四季報』（東洋経済新報社）がお勧め。掲載企業の中には実施したテストの名前を公開しているところがある。このほか、『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている！』（SPIノートの会著、洋泉社）には、1000社を超える企業のテスト情報が掲載されている。

志望企業のテスト情報が見つからないときは、志望企業の親会社や子会社、また、同業他社のテスト情報を調べてみるのも手である。

テストを調べるときは「自宅で受けるWebテストか、テストセンターか、ペーパーテストか」までわかるのが望ましい。同じ採用テストでも、方式によって、問題の体裁や出題範囲などに違いがあるからだ。絞り込めなかったときは、複数の方式のテスト対策をしておこう。

早めの予約、早めの受検を心がけよ

最後にWebテストとテストセンターの受検の際の注意点を挙げておきたい。

1 自宅受検のWebテストは動作環境に注意

締め切り直前には、Webテストのサーバーへのアクセスが集中し、回線トラブルが発生しやすい。日にちに余裕を持って受検を済ませよう。また事前に動作環境を確認すること。指定された環境以外では、最悪の場合、受検そのものができないこともある。計数科目では電卓が必須だ。使いやすい電卓を準備しよう。

2 テストセンターの予約は早めに入れる

テストセンターでは、受検者自身が日時や会場を選んで、受検予約を行う。しかし、時期や会場によっては、予約が立て込むことも。受検指示が来たら、早めに予約を入れるようにしよう。なお、SPIのテストセンターは予約した日のうちに、Webで性格テストを受ける必要がある。忘れないでおこう。

採用テストの最新動向はSPIノートの会のサイトに掲載している。