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笑いが絶えない成果発表
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当日、小学校1年から3年までのクラスで開催された成果発表。筆者にとって興味深かったのは、プログラミングを通じて子どもたちが新しい表現方法を見いだしていたことだった。
3年生は1年生から3年間にわたりプログラミングを学んできた。その集大成が「夢のロボットを動かそう!」というテーマでの発表会だ。プログラミングを行う前に、まずはそれぞれが考える夢のロボットのイメージを決める。そして自分の描いた絵をタブレットに取り込む。いちばん多く目立っていたのは人間の手伝いをするロボットだ。
ある子は「疲れて帰宅するお母さんを少しでも休ませてあげたいので、料理ロボットを作った。最後にお母さんにありがとうと言わせるまでがそのロボットの役割」と発表していた。プログラミングは日常生活を便利にするツールとして自然な形で考えられていた。
プログラミング教育というと、使っているPCやデバイスに情報をインプットして終わりという形になりやすい。プログラミングが目的化され、「作品」がどんどんデバイスに蓄積されていくイメージだ。しかし武雄市の子どもたちが作るものは、それにとどまらない、より実用的で立体的なものだった。
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