「ゼルダの伝説」最新作は一体何が面白いのか 任天堂「スイッチ」と同時発売の人気シリーズ

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四神獣を解放するためには、四神獣がいるところに行かねばならない。そこに至るまでの道のりはさらに遠く、その途中で祠を見つけたり人と話したり、サブクエストをクリアしたりとたっぷりと寄り道をしながら、ゲームを進めていくことになる。

武器の入手方法が大きく異なる

その道中では当然、敵と戦うことになるのだが、これまでのゼルダと大きく異なるのは武器の手に入れ方である。

戦うためには武器が必要だが、これまでのシリーズではメインクエストを進めることで、徐々に強い武器が手に入った。一方、今回の武器はメインシナリオなどでは手に入らないし買うこともない。基本的には敵と戦って、敵が落とした武器を拾ったり、そのへんにあるものを取ったりして使うのが武器の入手方法だ。

また今回の武器には耐久度が設定されており、戦ったり硬いものを切ったりしていると、いずれ壊れてしまう。これまでのゼルダは1回手に入れた武器は、基本的にずっと使えるものだったが、今回は結構すぐに壊れてしまうので、つねに新しい武器をその辺で拾いながら、戦っていくことになる。

適当に冒険をしていくと、ある程度強い武器をそろえていたはずが、どんどん入れ替わって気づけば弱い武器ばかりになっていることもある。また高くて道の狭いところで戦っていると、敵が武器を手に持ったまま落下してしまい、武器が拾えずジリ貧になることもある。僕はこれで、1度本当に武器が尽きかけた。これは盾や弓も同様で、どんどん使って壊して、どんどん拾って使うというローテーションである。

一方で服やズボンなどは町で購入して手に入れる。そして1度手にすれば壊れることはない。今回は土地の暑さ、寒さといった気候でダメージを受けるので、その土地で売っている服やズボンは、その土地で冒険するのに欠かせないものとなる。

また、ゲームの通貨である、ルピーの手に入れ方もこれまでとは違う。これまでは敵を倒したり、草を刈ったりすることでルピーを手に入れていたが、今回は宝箱くらいでしかルピーそのものにはお目にかからない。岩場で鉱石を採掘したり、拾った素材で料理を作ったりして、それを売ることがメインのおカネ稼ぎとなる。

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