ファストトラベルとはマップの広いオープンワールドRPGでは必須ともいえる機能で、1度行った場所をマップ上から選択すれば、そこに瞬間的に移動できるシステムである。ブレス オブ ザ ワイルドの場合は特別な古代技術を用いたワープという設定なので、祠や、その土地々々に立つ塔といった、古代の技術が使われた場所にのみ移動できる。
祠を探し、ワープポイントとしてうまく活用しよう
僕は最初、このファストトラベルの仕様を勘違いしていて、カカリコ村に入った時点で、別の場所にファストトラベルしてしまい戻れなくなり、徒歩でカカリコ村に戻る羽目になった。他のオープンワールドでは、その町などを発見した時点でファストトラベルできるロケーションとして登録されることが多いので勘違いしてしまった。町や馬宿といった施設のすぐ近くに祠があることが多いので、こうした場所に着いたら、まずは祠を探して起動してしまうのが安全だ。
そしてカカリコ村に着き、これまたカカリコ村の長として、シリーズおなじみのインパに出会って話を聞く。すると次は「ハテノ村」に行けという。そしてまた長い道のりを行きハテノ村へ。ここでリンクが最初から手にしている「シーカーストーン」という古代の道具の機能が完全にアンロックされ、近くに祠があるとサーチ音が発生する機能を手に入れたり、過去の記憶を探ったりするために目指すべき場所の写真を見ることができるようになる。
チュートリアルとしては台地の時点で終わってはいるが、実際に広大な世界を自由気ままに冒険するのは、このハテノ村に着いてからがいいだろう。ファストトラベルで移動できる先を増やしながら、クリアすればハートやがんばりゲージを増やすことができる祠探索が冒険の中心になるので、祠をサーチする能力を解放することは、ゲームを快適に楽しむために極めて重要である。もちろん、そんな機能が不要な人は、これを無視してもいい。メインストーリーといえども無視して楽しめるのが、オープンワールドの魅力なのだから。
ここから先は細かな行き先を指示されることはなくなり、メインストーリーに関しては、ざっくりと「四神獣を解放してガノンを倒せ」という大目標が提示されるのみとなる。ちなみに四神獣を解放せずともガノンと戦えるし、倒せるというのは先に記したとおりである。ただし四神獣を解放したほうが、ガノンとの戦いで有利となるらしい。らしいというのは、これを記している段階でまだ自分自身がクリアしておらず、どのように有利になるのか、確認していないからである。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら