こんにちは。はたらく女性のかていきょうし、タブタカヒロです。
はたらく女性のかていきょうしとして、たくさんの方とお会いする機会があると、あることに気づかされます。それはデキるかデキないかの違いは、相手との接し方に如実に現れるということ。
女性は調和能力が高いので、本能的に相手にうまく合わせて接するのが上手ですが、男性には苦手な人が多いようです。相手との接し方が下手で、すれ違いに悩むデキないオトコ、職場にいますよね。
10年前の話になりますが、人との接し方が抜群なデキる上司がいました。その上司に人と接するうえでの秘訣を聞いたことがあるのですが、彼は答えを教える代わりにこんな質問をしてきました。
「相手と待ち合わせするとき、何を大事にする?」
予想外の逆質問に「待ち合わせ時間を守る、とかですか?」と回答をすると、「待ち合わせ時間じゃないよ。『時間軸』を大事にするんだ」と謎かけのような答え。それ以上は教えてくれませんでした。
人には「過去」「現在」「未来」の3つの時間軸がある
「時間軸」とは、有名なアメリカの心理学者フィリップ・ジンバルドーが唱えた理論。人はそれぞれ異なる3つの時間軸で生きているという考え方です。
・現在の時間軸:過去や未来にはあまり興味がなく、今が楽しいかどうかで、人生を評価する
・未来の時間軸:未来に目標を設定して、計画し行動する
その後10年、デキるひととデキないオトコを観察し続ける中で、上司の謎かけの答えを自分なりに発見しました。今回は相手とのすれ違いをゼロにする、相手の生きる「時間軸」をベースにした接し方のお作法をご紹介します。
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