01. 「カフェ」はもともとフランス語でコーヒーの意味
02. 英語圏では「Coffee house」「Coffee shop」が一般的
03. 「カフェ」と「喫茶店」には明確な区分はない
04. イタリアでは単に「カフェ」といえばコーヒーそのものを意味し、「バール(Bar)」が軽食喫茶店を指す
05. 1554年、イスタンブールでふたりのシリア人がコーヒーを出す店を始めた。これが世界初のカフェとされる
06. トルコではカフェが社交の場として大人気となり、諸国の商人や旅人、役人が集まり「賢者の学校」とも呼ばれた
07. 1645年には貿易が盛んだったイタリアのヴェネチアでヨーロッパ最初のカフェが誕生
08. 英国初のコーヒーハウスが誕生したのは1650年
09. ロンドンの「ギャラウェイ」に代表されるコーヒーハウスは新聞を読み、政治を論じる男社会の交流の場だった
10. 当時のカフェは女人禁制。ロンドンの主婦たちが「コーヒーハウスは夫婦関係に支障を来たす存在」として市長宛に嘆願書を出す騒ぎに発展したとも伝えられる
カフェからはじまった革命も
11. 1686年にパリで最初のカフェとして開業した「カフェ・プロコップ」は、フランス革命の中心にもなった場所
12. カフェ・プロコップは現在もランシエンヌ・コメディ通りに現存している
13. 1760年、ローマの「アンティコ・カフェグレコ」が開店。店は現在もスペイン広場近くで営業中
14. 「アンティコ・カフェグレコ」にはゲーテやアンデルセン、ロッシーニ、リスト、ワーグナーなど芸術家が集った
15. 米国では1697年、ボストンで開業したコーヒーハウス「グリーンドラゴン」が歴史に深いかかわりをもつ
16. 日本国内にあるカフェ(喫茶店)の数は約7万軒
17. 全国のカフェの数は1981年の15万4630軒がピーク。以降、減少傾向にある
18. 喫茶店市場は1982年の1兆7396億円がピーク
19. カフェの店舗数が多い都道府県ナンバー1 は大阪府で9337軒。2位は東京都6999軒(平成26年)
20. 大阪は30年以上カフェ店舗数1位の座を維持
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