MOOC革命で日本の大学は半数が消滅する!

高等教育のオンライン化がもたらす「衝撃の未来」(上)

人気を集める6つのサービス

現在、アメリカではMOOCが急速に広まっていて、 一流大学がこぞって人気教授の授業を無料オンライン化している。かつてネットが広まったとき、オンライン授業は一時的にブームになった。しかし、今回のMOOCのような広がり方はしなかった。ところが、一昨年から始まったMOOC革命は、今や爆発的に世界に広がっている。

そのひとつに、スタンフォード大学教授のセバスチャン・スラン教授が立ち上げた「Udacity」 (ユダシティ)がある。スラン教授は人工知能の研究では世界的な権威だが、あえてテニュア(終身教授)の地位を捨て、授業をオンラインで世界に無料発信するベンチャー企業を立ち上げた。

きっけは、自身の授業をネットで無料配信したら、たちまち世界190カ国16万人の受講生が「タダで世界的な教授の授業が受けられる」と殺到したことだった。しかも、受講生の多くが貧しい国で高等教育をまともに受けられない若者たちだった。

スラン教授は、米国メディアのインタビューに「もはやスタンフォードの200人だけを教える教室には戻れない。世界の若者たちが私を必要としている」と答えている。

現在、MOOCは主なものだけで20ほどあり、特に人気を集めているのが、米国の名門大学などが参加する次の6つだ。

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Udacity (ユダシティ)

スタンフォード大学のセバスチャン・スラン教授が始めたコンピュータサイエンス専門の無料オンライン大学。各講座は厳選され、質が高い。
 

Coursea(コーセラ)

スタンフォード大学、プリンストン大学、UCバークレー、ペンシルベニア大学など約70校が参加。受講生は400万人を突破。今年の2月からは東大も参加している。

Edx (エデックス)

ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)が合同で設立。UCバークレーなども参加。「白熱教室」で有名なマイケル・サンデル教授の政治哲学の講義「JUSTICE」も視聴できる。エンジニアリングの科目も充実。

Udemy(ユーデミー)

講義をアップロードすることによって、誰でも講師になって自分の講座をネット上に持てるプラットフォーム。授業コンテンツの価格は無料から有料(5~250ドル)まで作成者が決め、売り上げの70%が作成者の収入となる。

Futurelearn(フューチャーラーン)

イギリスの放送大学(Open University)により設立。
バース大学、レスター大学、ノッティンガム大学などが参加。

 

Khan Academy(カーンアカデミー)

ビル・ゲイツ氏も支援する教育NPO。2006年創立。創立者のサルマン・カーン氏が数学や科学などの指導用ビデオを作成してスタート。講義ばかりか試験も受けることができる。参加者のユーザーコミュニティもある。

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